なぐすなぢゃ!守れ!大間函館航路

クミチョー・ヤッコのレポート

@2002年9月13日(金)@
世にもおいしい話。
大間のマグロを福岡の一流シェフが!の記録

青森県では「メディア交流事業」ってのをやってるらしい。
他の県のテレビ局に、青森県を取材してもらって番組にしてもらって
地元で放送してもらう。
それを青森県のPRにしちまおう、って作戦なのだ。
あったまいいぞ~青森県。

ほいで、福岡放送さんを招いて、大間のマグロをテーマに
番組にしてもらおう、ってことになった。
な、なんと、大間のマグロを使って福岡の一流シェフが料理を作るらしい。
わがあおぞら組は、そのロケの様子を逆取材したあげくに
できあがった料理を食ってもいいってことに!
ああ~、こんなおいしい話があっていいのか~。
あおぞら組やっててよかった~。

食い物系担当のたらことわいが参戦!(って、戦いなのか!)

福岡の一流シェフと福岡放送のアナウンサーがやってきた。
マグロ一本釣りの漁船に乗せてもらって、
食材となるマグロのゲットも試みたらしいが、もぢろんダメ。
それでも「マグロが跳ねるとこ、見ましたよ~」と、ご満悦。

シェフとアナ

「あのアナウンサー、りょーいぢさんかと思った」とたらこ。
そう言えば、クリソツ。やばいほど似ている。
りょーいぢがアナウンサー・レベルってことか?
アナウンサーがりょーいぢレベ…。

あまり深く考えず、さ、料理!料理!
会場となる民宿「海峡荘」に向かう。
シェフは「海浜館」というレストランの総料理長で、
基本はフレンチだという。
むう~どんな料理ができるのじゃあ。 

海峡荘では、アナウンサーの実況が始まっていた。
シェフの動きに合わせて、激しくシャウト。
大間のマグロのほかには、ホヤにホタテにイカに筋子。
これでもかの食材が揃っている。
調理場には、オリーブオイルにニンニクのたまらん香り。
イタめしラブのたらことわいは、軽いめまい状態。
おおお!粉チーズまでかけるか~!
調理中

さらに開けた窓からたまらん香りが外に出て、海峡の風に吹かれていった。

試食の時間に合わせて、試食人もぞくぞくと集まってきた。
「道路まで、におい来てらど!」
マグロ漁師の誠さんに、かっちゃ代表のノリコさん、海峡荘のご主人。
待ちきれないご様子。
できあがった料理は、一つ一つ、丹念に撮影。
それからようやく、試食タイーーム!!!
シェフは、相当お疲れのご様子だった。
あっちこっちの食材の産地や、一般家庭の冷蔵庫をあさって
その場で料理を作る、ってなことをやり続けているらしい。
過酷な仕事ですな。

だれがどこに座るか、しばしもめたあと、試食人一同着席。
着席!

テーブルの上に、大間の寺の住職さんが作った「地ビール」が。
一同、そのビールに興味が集中。
「みなさん!料理のほうを見てくださ~い」と
カメラマンさんにうながされる。失敬!失敬!

マグロのカブト焼きに加え、できあがった料理は4品。
勝手に名づけてみました。
マグロ料理じゃ!

*大トロのステーキ・ニンニクの香りがたまらん風味
*マグロのカルパッチョ・どろ~りマヨネーズ筋子ぱらりん
*はじめて食ったぜアボガドのマグロまきまき
*これでもか海鮮まぜごはん

1品ずつ食べながら、一人ずつコメント。
「めーーーっ!」
「はぢめで食ったじゃ!」
「うま~いっすっ!」
テレビだからって、みんななんだかオーバーリアクションですね。

試食の撮りが終わるやいなや、
ロケ隊はつぎのロケ場所である風間浦のイカサマレースへ。 

誰かがこそっとつぶやいた。
「白いご飯で、刺身で食いて~な~」

言葉に出しちゃ、だーめだーめ。ぴろろろ~