なぐすなぢゃ!守れ!大間函館航路

きんず&りょういぢ隊員のレポート

@2001年11月11日(日)@
志村けんの激ウマ列島!
超マル秘・ウラロケ報告

**********きんず編***********

オオトロのステーキを炙るための
炭火をおこす作業をお願いされた。
午後4時半からの食事の予定が
一本釣り漁師がなかなか漁から戻ってこなくて、
わたし、りょういぢ、えびの三人は炭火で暖をとりながら、
なまっぴいかを焼いてこっそり食べていた。

ようやく、食事の撮影がはじまり、私たちのもとに
まぐろのオオトロとノドツッコがやってきた。
まさか、私たちに焼かせるんじゃと思ったが
まさにそのとおり。
焼き具合も味付けもわからんよと思ったが
「やってまれ~」と。

オオトロの油が炭火に落ち、炎が舞い上がる。
当然オオトロは真っ黒焦げ。
しかし、それを志村のもとに。
さらに、塩コショウをしすぎたノドツッコも。
それを食べていた志村の表情はとても微妙だった。
あれは明らかに「しょっぺー」の顔だった。

だいたい、オオトロなんか、焼かないで
生で食べなさい。

 
**********りょーいぢ編***********

先週、観光係のエビちゃんから手伝い依頼があった。
「11日に志村来るして手伝って~」と。

当日の午後3時。割石荷捌所へ行くと、
カメラがマグロ解体ショーを撮っていた。
私はエビちゃんと組員キンズに歩み寄り
「志村は?」と聞くと、
すぐ横で地元のわらしと一緒に
写真を撮っているではないですか。

お~!こんな近くにシムケンがー!
キンズの話によると、志村けんと上島がマグロ解体をやったとか。

その後、お手伝いの私とキンズは
解体に使われた「まな板」をハイターで洗い流し、
その日ず~っと両手がハイター臭くなってしまったのである。
妖しい臭いだった・・・。

午後4時。
撮影会場は漁協横にある漁師達の集いの部屋へ移り、
撮影スタッフがいそいそと準備を始め出した。
私たちもマグロステーキに使う炭おこしに追われていた。
その頃、活性化センター前に駐車しているバスの横では、
地元のわらし数人が「ケンちゃ~ん!」と叫んでいたが、
「アイ~ン」を見れたかどうかは不明である。

午後4時半過ぎ。
まだ撮影が始まらない。
撮影に登場する漁師さんが
マグロ漁からまだ帰ってきていない模様。
炭がなくなりそうなので、
エビちゃんが家に追加分を取りに行った。
私とキンズは貰ったスルメを残り火で焼いて食べた。
ん~いい臭いだ~。でも両手は妖しい臭いだ~。

午後5時過ぎ。
地元のマグロ漁師到着!
組合長もスタンばって撮影が始まりました。
集いの部屋のテーブルはマグロ料理のオンパレードで、
ビールを飲みながら志村けんさんと上島竜平と
若い女の子(名前が分からん)が美味しそうにマグロを食べながら
地元のマグロ漁師や組合長と会話が続いていました。

突然!
「このマグロ焼いてもらえませんか」
とスタッフがお願いしてきた。
え?誰が?
スタッフの目線は炭おこしをしている私たちに向けられていた。
マグロステーキを私たちに焼いて欲しいと言うのである。
スルメなら焼けるがマグロは・・・それも中トロの塊・・・。
撮影は進んでいる。誰かが焼かねばならない。
私とキンズは決意して、中トロを網の上にのせた。

マグロの脂が炭に落ちて、状況はまさにキャンプファイヤー。
(写真が無いのが残念)
周囲の助言を受けながら炭を減らしたり、
焦げないようにひっくり返したりと悪戦苦闘の末、
遂にマグロステーキの出来上がり!
・・・これを食うのか。

皿にのせられた中トロと思われる物体は
部屋の中に運ばれたが、
その後を見続ける勇気はありませんでした。
(後で聞いた話だと、結構、イイ感じで焼けてたそうです)

更に、マグロの心臓とノド付近の身を焼くのもお願いされ、
風で舞い飛ぶ塩コショウに
マグロではなく自分たちが味付けされてしまった。
(味見で食べた心臓は美味かった)

そんなこんなで何とか撮影は終了。
またまた残り火で焼いたイカの丸焼きがウマウマだった。

午後6時過ぎ。
さ~て、終わったし帰るか~、
と言った私とキンズにまたスタッフのお願いが。
今度は寿司屋さんでエキストラをお願いとのこと。
乗りかけた船なので、快く「いいですよ~」と返事をして、
いざ寿司屋へ。

板前さんがマグロをさばく撮影が終わり、
大トロと中トロが私たち2人の前に運ばれてきた。
「え~!こ、これを食っていいのかー!」
と、たぶんキンズも心の中で思っただろう。
そして、それは現実になった。
スタッフ「合図したら醤油つけてパクッと食べてください」
私とキンズ「・・・ゴクッ(生唾)」

目の前でカメラが回る中、
まずはキンズが「パクッ」。
続いて私も「パクッ」。
激ウマ!ウマ激!どっちでもいいが美味しかった~。

こうして、私とキンズのオイシイお手伝いは終了しました。
チャンチャン♪
(この後、組員タラコが志村けん&上島竜平をサークルKで目撃するのである)

PS.私とキンズ、もしかしたらテレビに出るかも。

 
超おまけマル秘画像
カトチャンペ
このロケのために、いろんな小道具を仕込んでいたんだよね。