インターネットっちゅうもんは、メディアじゃーない。
「人と人とのつながり」をつくるための補助技術だったのだ!

21世紀初のトライアルは、その気づきを証明するための試み。

史上最大の大宴会なのだ! 


@参加者@は〜〜るばる来たぜ関西から「189あさま」さん、弘前の学生「静香」ちゃん、函館のなんちゃって大間衆「じゅん」、隣村のわげもの「m-furu」、あおぞらご意見番「じろー」、われらが「ヒロ兄(組合長)」、助ける役の「みっちー」、つなぎ「津軽衆センセー」、どっかで見たぞ「村井健人もどき」、男前の「ひとみ」ちゃん、河北新報取材チーム、巨匠「ワタル」、顔の小さい「くっこ」、おとぼけ「えび」、やらない「ゆーぢょ」、りょーいぢ、らいた、クロスケ、えび姉、ヤッコ、ふーーっ濃いど〜

 

春が来ねーど3月10日。やっぱりその日は雪だった。日暮れとともに、怪しいメンツが浜寿司に続々と集まってくる。え?なになに?なんの会合?はたから見た人にゃー、つながりは全くわからん老若男女21人。りょーいぢとらいたが作ったクジを引いて、いやおうなしに席を決められる。8日から大間入りして体を慣らしていた「189あさま」さまと「静香」ちゃん。大間崎での「津軽海峡冬景色を見ながら熱唱プロジェクト」も終え、アドレナリンが噴出しているご様子。他の人たちは、一体わしらはどうなるの?という不安な目をしていた。

単なるオフ会ではだめだ!私たちあおぞら組は、考えに考えた。そうだ、ゴチバトルをやろう!そうだそうだ、ゴチバトルだーー!!と、一瞬走りかけたが「静香ちゃんのゴチになったら、どうする?」学生さんは金がない。そうだよねー。えび姉が思いついた。「ハマちゃんがやってるさー、格付けチェック、どんだべ?」うんうん、いけるいける!格付けチェックだーー!と走り出した。

芸能人格付けチェック(ご存じですか?)のモロぱくり「大間ツウ格付けチェック」。大間のモノと、ほがのモノを味わい比べてみて、どっちが大間のモノかを当てていく。はずれるたびに、格がどんどん下がっていくっちゅうわけ。これが、今回の大宴会の目玉企画なのである。

まんず、みんなの不安感をときほぐすために、「ナニがでるかな自己紹介」をやってみる。サイコロの目に「趣味」とか「感動」とかキーワードが書いてあって、出た目に関することをしゃべってもらったのだ。まあ、自己紹介でそうそう盛り上がるわけはない。そんぐらいの感じ。

そして始まった格付けチェック。

手始めは軽〜く、「米マツ」の木っぱ「青森ヒバ」の木っぱ。これは匂いで、さすがにすぐわかる。

お次は秋田の酒「由利正宗」大吟醸と、ここいらの酒・関乃井のしぼりたて「まさかり」。むむむ、半分ぐらいが格落ち。

お次は、スーパーの新じゃがと、ひと冬越した「おこっぺいもっこ」。塩辛つき。さすがにこれは、簡単だった。

3問目はお湯。ツムラの名湯シリーズ「鳴子温泉の湯」と、われらが「大間温泉の湯」である。 

組合長、なめる、なめる。大間温泉には、いっつも入りに行っているので簡単だべさ組合長!と思ったら、大はずれ。ヤバイよ組合長。

 

お次は難問。「サーモン」の握りと、「大間のます」の握り。「こいだばわがんねーと思うよ」と、浜寿司の大将アキちゃんも言っていた。

静香ちゃんに「あ〜ん」してもらっている津軽衆センセー。「しょーゆ、いらね!」とがんばっているが、わがったんだが?やっぱり、わがんねーべ。

 

そして最終問題。やっぱりトドメはマグロだべさ。「スーパーのバチマグロ」握り「大間のマグロのようなもの」握りだ。これがわからなくて、大間ツウと言えるか!

くっこに「あ〜〜ん」してもらっているのは助役。噛んで〜噛んで〜「ちょっと待で!ちょっと待で!」とねばった。が、答えは、はずれーー!!

いや〜お約束っちゅうか、なんちゅうか。最下位にまで落ちてしまった組合長、助役、村井健人もどきには、最後のチャンスが与えられた。これがわからないと、ハマちゃんの番組でいくところの「テレビに写る価値なし」。その問題とは、「白子のり」「大間の幻の海苔」である。

さすがにこれは、3人とも正解。まあ、これがわからんようだと、大間追放だ。

 

クロスケのアイディアで、参加者には格をアイロンプリント
したTシャツをプレゼントすることにしていた。最も格上だ
ったのは、なんちゃって大間衆のはずのじゅん。「クロマグ
ロ」のTシャツをゲット。その下はあさまさま。「たなご」
をゲット。組合長、助役、村井健人もどきは最も格下「きん
こなまご」。「きんこなまごは高級品なんだどー!」と助役
がぐだめぐが、シカト、シカト。格下は格下なのだ。

 

 

さてさて、いい感じになってきたべが。

盛り上がってきたところで、いよいよ海鳴り太鼓メンズによる「口太鼓」のご披露を出さねばなるまい。口太鼓。つまり実際は太鼓をたたいて出す音を、「ドン、ドドン!」っちゅう感じで口でやることなのだ。恥ずかしがる太鼓メンズが、このハードルを超えることで、強く、大きく成長してくれることを、私は確信していた。

コールが起こる。「くっちだいこぉー」「そーれっ!」「くっちだいこぉー」「あ、どーしたっ」

 

すんばら!すんばらでござる。スマップかゴスペラーズって感じか。恥ずかしいので、格付けチェックに使ったアイマスクを付けている海鳴りメンズ。ナマ太鼓より、口太鼓の方がいけてるよ!(でも、失礼な話だね〜)

1次会。最後は口太鼓で決まった!

 

 

2次会は、若者の店・トリマサ密室。ほんとにヤバかった。何を隠そう、タナゴTシャツに漁師ハチマキをしちゃっているのが189あさまさま。津軽衆センセーのひとり口ブラバンでイントロをつけてもらうと、あさまさまが歌うよ♪〜ブルマリには帰ってこいよ〜♪(渡辺美里「夏が来た」のメロディーで)いつしか、助役と肩を組んで♪〜ブルマリには帰って来いよ〜♪そのうち、全員総立ちで♪〜ブルマリには帰って来いよ〜♪

そして夜は、まだまだ続いたのだった。

 


つながり、でぎだべが…うん、でぎだ!でぎだ!

 

 

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