むんむんむらむらCM審査会!
(12月15日)

「ぜ〜〜ったい来てくださいよ〜〜」電話の声が泣いている。前日から青森出張だったので、りょーいぢは現地でスタンバっている。が、外は猛吹雪。「だいじょんぶだって、ぜってー行ぐして!うだで〜車、押さえだして!」わいの鼻穴はふくらんでいた。

当日朝8時。やっぱり強風のため大湊線は止まった。はーはっはっ!へっちゃら、へっちゃら、わいどは最強のこのトラックだもん。

運転手はこの人。木村さん。大間からいっつも木材を運んでくれている。大型20トン超のトラック。今日は青森までの荷物があったのだ。
 
リラックスしまくりのエビ姉。視界バッチリ、安定感ばしばし。自爆した乗用車を2台ばかり目撃しながら、半島の根っこ・野辺地まで、快適な旅(旅かい?)である。

さようなら〜木村さ〜ん!ありがとーー!!旅気分から 徐々に戦闘体勢へとテンションをあげていく、エビ姉とわい。野辺地駅から特急はつかりで青森へ。駅ビルで豚キムチ丼をかっこみ、会場・県民福祉プラザへ。

りょーいぢと合流。ゆうべすでに、スナックのおねいちゃんと前祝いを済ませたらしい。しっかし、ジャージ着てくるかなフツー。背中には暑苦しい文字で「津軽海峡海鳴り太鼓」って入ってるしさー。控え室では、ハッピで揃えた市町村が目立った。さて、わいどもお約束のブツを付けるか。ぱこっ。

エビ姉とわいは、「大間町」のプレートのある席につく。他の市町村の人は、なぜか目を合わせようとしない。これも、ライバル意識ってやつ?「せっかく遠くから来たんですから、盛り上げてくださいよ」と、青森朝日の偉い人から喝!を受ける。

 

りょーいぢは、各市町村のCM担当者席に。自分とこのCMが上映されたあと、ステージにあがって司会のダニエル・カールさんから質問を受ける段取りだ。頭カンペキ、よっし!司会登場!審査員登場!審査員には、ボクシングの畑山選手もいる。いよいよ上映。

あいうえお順だ!なんか、ちょっとヤバクない?エビ姉と顔を見合わせる。けっこう他も、なかなかのもんを出してくるじゃーないですかい。そして、いよいよ大間!30秒って、あっという間だよな〜。上映後、わいどは二人は審査員席に。仕込んでいたアワビ最中を配る。審査員、ちょっと引く。エビ姉はついでに、畑山選手とがっちり握手。ステージ上では、ジャージ姿のりょーいぢがあっつぐ語る。

ああ、これでわいどの夏が終わった。

 

これは、かなりイカレてる下田町チーム。かぶりものでも下田に負けたか、あおぞら組。え?なんであおぞら組は鏡もちだの?ってか。この審査会の模様が放映されるの、12月の30日だのさ。そしたらやっぱり、おーめーでーとーごーざーいますっの鏡もちでしょ。
「おれら両方とも、入賞はないっすよね…」下田のKGがつぶやく。言葉にすなってばあ!

でもやっぱり不吉な予想通り、あおぞら組玉砕。どっぷりヘコむわいど。ちなみに、大賞は三沢市。準大賞は鶴田町。映像賞・横浜町。アイディア賞・深浦町。感動賞・黒石市。大賞の三沢市のCMは、な、なんと100回もオンエアされるのだ。うーらーやーまーすーいーー!!

祝賀会のために声かけしていた現地人に、お断りの電話を入れ、ヤケ酒、ヤケ食い、ヤケ歌いをする、青森吹雪きの夜だった。

 

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